ロチェスター・ドラフト大会対戦レポ
12/22に行われたふるよにリミテッド・2018冬、ロチェスター・ドラフト大会に参加してきました。
ロチェスター・ドラフトを簡単に説明すると
・全てのメガミ(ウツロ&ホノカの欠片含む)のカードが複数枚ずつ混ざった山を切札と通常札別々に用意します
・切札を2枚、通常札を6枚を山から公開します。
・これを4人で順番に取ります(A→B→C→D→D→C→Bの順、残り1枚は除外)
・時計回りに順番を変えて繰り返します。
・これを8回行った時全員が14枚のカードを持っています。この時点で山の公開を終了しそれぞれ14枚のカードから切札通常札が合計10枚ぴったりになるよう眼前構築します
・対戦します
詳しいルールやカードプールについては省きますが、自分だけの最強デッキを作って最強デッキ同士で戦うお祭りルールです。
前回参加した時とはカードプールや細かいルールが変わっています。今回の変更の目玉は風魔天狗道や望我などです。
今回参加するにあたってある程度とるカードの優先度なんかを事前に決めて行きました。
当然1番優先度が高いのは壬蔓。
壬蔓は切札枠を1つ潰す以外に欠点の無い超パワーカードですが、このルールでは切札4通常札6のように合計10枚であれば切札を多く採用しても良いのです。最高か?
〜1戦目:○ ローヴェレさん〜
構築
切札: 天地反駁、皆式理解、浦波嵐、壬蔓
通常札: 石突、火炎流、Waving Edge、砂風塵、反論、要返し
(普段はメガミナンバー&カードナンバー順に書いてますが今回は写真の並びで書いてます)
まずドラフトについて、
今回のルールでは通常札の山は攻撃カードが半分、行動&付与カードがもう半分になるように調整されています。(公開される48枚のうち攻撃24、行動&付与24で公開されます)
1試合目のこの卓では全力攻撃が大量に公開、攻撃札で連続攻撃するビートダウンが組めない卓になりました。まともな通常攻撃札はWaving Edge×3と火炎流×2くらいでしたが燃料回復手段は一切無く、火炎流も満足に連火を満たせません。行動&付与の方でも全力カードの比率が高く完全に事故。切札も大型攻撃札が律動弧戟くらいしかでない。おかしい。
反駁ヤクザと確定遠心撃マン、対応マシマシえれき男、全力攻撃テンポの鬼
にわかれました。
壬蔓が見えた時点で切札が皆式理解と天地反駁のみでこの後1枚しか取れない12&13枚目の公開。壬蔓いらねぇ……
次にカードをとるローヴェレさんが気炎万丈、律動弧戟、流転の霞毒、風魔天狗道まで持っていてすごく壬蔓が欲しそう。皆式理解で気炎ケア出来てるけど取るもの無いし壬蔓とるか!
あっ、最後の公開カードに浦波嵐あるやん。僕が一番最初?じゃあ貰いますね^ ^
そんなこんなで眼前構築フェイズ
4人でくじの結果ローヴェレさんとマッチ。
壬蔓取っといてよかったぁ。
ルールで眼前構築の際に計略はどちらスタートにしても良い事になっていたので気炎万丈ケアで鬼謀スタート(というか固定)
蝕みの塵は天地反駁中「ん?今何かしたか?(強者のオーラ)」をされてしまうクソザコ攻撃になってしまうのでお留守番。
殺意も殺意後の追撃が壬蔓のみなので論外。
もじゅるーも行動が無いので除外。
通常札6枚しか無い……
切札4枚採用が確定するもメガロベルは天地反駁が切れた後かつ相手の気炎万丈を皆式理解でとがめた後にしか使えない。まぁ最悪連火のタネになるし壬蔓入れとくか!
相手の取ったカードを覚えてる範囲だと、つきさしとえれきてるを軸に潜りひきもぐ煽動等の大量の対応で守りつつ気炎万丈律動弧戟で締めるデッキになりそうかな?
決闘フェイズ
とりあえずふりまわし警戒しながら慎重に間合を前に詰めている間に対応素撃ちからえれきてる→要返しをされる
その要返し聞いてないぞー??
幸いこちらの攻撃は間合が広いため対応で避けられないところで叩きつけて火炎流がライフに入る。
あとは反駁開いて適当にバー攻撃してれば勝ちかな?とか考えてたら魔食。フレアなくなるだろふざけんな。
慌てて反駁を開きフレアきつくなる前にライフリードしておくことに。
しかし相手も対応を抱えて機巧のために伏せられない状況だったため1/2や1/3を連打してたら1/3火炎流がライフに入る。天狗道のフレアが溜まるものの浦波嵐0-10 -/2で†対戦感謝†
壬蔓で魔食をフレア選択する余裕ができたの偉かったですね。完全にデッキ相性勝ち。
〜2戦目: × nobitaさん〜
構築
切札: 数多ノ刃、不完全浦波嵐、鳶影
通常札: 柄打ち、牽制、精霊式、風舞台、圧気、桜の翅、桜寄せ
ドラフトフェイズ
大量に見える大型攻撃切札。月影月影律弧数多ノ刃!やばいよやばいよ。
各々が鳶影、久遠ノ花、果ての果て等で対策。
そうこうしてるうちに通常札が貧弱なデッキが出来てしまった……
数多ノ刃ライフに通さないと勝てないので、1人だけ大型攻撃切札とらずに久遠取ってビートコントロール組んでるnobitaさんとは当たりたくないなぁ。当たるのかそっかぁ。
眼前構築フェイズ
風舞台圧気から柄打ち牽制守護霊式でダメージをとる構築に。
はらりゆきで序盤フレア使うだろうし久遠のフレア溜まる前に数多ノ刃叩きつければなんとかなるでしょ!
決闘フェイズ
柄打ち牽制精霊式でライフ取って風舞台圧気。風舞台圧気は破棄順番を変えることで5距離まで下がらないと避けれないパワーコンボ。はらりゆきが軸のデッキだと傘が開いてる時はきついでしょう!
無慈悲な対応反論。僕の計画は爆発四散。
急いで神霊ヲウカを作らないと一生ライフ取れないじゃん……あ、反論で山ズレて山札底の守護霊式引けない……
仕方ないのでライフに通る数多ノ刃を叩いておく。(遁術入ってたの忘れてたけどセーフだった)
あれ?久遠のフレアできちゃったから突撃霊式消されね?あっ( )
その後は受けミス(一閃2/2だと思ってた)したりして不完全浦波嵐も吐かされて火力がなくなり残り1ライフが奪えないままはらりゆきパワーで巻き返されて敗北。
対応カード何とられたかはちゃんと覚えよう!
(大型切札やばすぎて全く記憶になかった)
〜3戦目:○ 大吾さん〜
構築
切札: 千歳ノ鳥、はらりゆき、壬蔓
通常札: 獣爪、影菱、柄打ち、居合、詩舞、患い、影の壁
ドラフトフェイズ
序盤に壬蔓が出ます。え?誰もとらないの。僕は当然取るよ。その後はらりゆきまで流れてきたのでホクホク顔でピック。
切札が早めに完成したので周りが切札を取り合う中で強い通常札を優先して取っていく。
軽率に宇宙構築が出来てしまった……
今回は大型攻撃切札がほとんど見えず切札力で完全に勝っていて完全論破で通常札のパワーも落とせる。勝ったなガハハ。
眼前構築フェイズ
対戦相手は大吾くん。「すみません!ホノカの開花セット2セットください!」
なんだこいつ。そういえば精霊式2枚取ってるじゃん。2枚あるから完全論破しても1枚残るぞ?あれれ〜?
仕方ないから完全論破抜いて千歳ノ鳥を採用。神霊ヲウカ作る前に叩き潰してやる!
相手の切札は熊介と円環輪廻旋の2枚のみなので圧も低い。
花弁刃対策で影の壁、突撃霊式×2を受けるために患い、詩舞を採用。詩舞はフレア調整もできる偉いやつ。残りは全部攻撃札!
決闘フェイズ
花弁刃に影の壁、ダブル精霊式とダブル守護霊式を受けつつもはらりゆきでライフリード。
流石にダブル突撃霊式されたらやばいので患いで萎縮つけてターンエンド。流石に下がるリソースはなく相手はしゃがみ。君、今2距離でターンエンドしたね?影菱あるんですよ。
その後は対応構えながらはらりゆき等で攻撃してテンポを取り続け影菱のケアでリソースを使わせる。突撃霊式を使わせる暇を与えずそのまま壬蔓はらりゆき影菱でリーサル。壬蔓1回しか使わず、千歳も未使用でした。通常札のパワーが高すぎた。
〜4戦目:○ エンデさん〜
構築
切札: 完全論破、はらりゆき、壬蔓
通常札: 牽制、火炎流、獣爪、Turbo Switch、バックドラフト、もじゅるー、くるるーん
ドラフトフェイズ
くるるーん×2を取ってスタート。テンションくるるーん☆で思わずくるるーんのポーズを取る。そのテンションのまま風魔天狗道等のパワーカードを無視して脳死壬蔓ピック。エンデくんに「お前ホンマか?ww」とか言われたけど壬蔓の恐ろしさを知らんな?(自分でも内心「ホンマかー?ww」って言ってた)
流れてくるはらりゆき。あ!これさっきの試合でやったやつだ!(進研ゼミ感)
壬蔓はらりともじゅるー&ダブルくるるーんを揃えてバックドラフトまで取ってドヤ顔してたら「果ての果てとらないと壬蔓はらりケア出来ない」とか言われて対策される。愚か。
ラストピックは良さげなのいろいろ見えたけどデッキが完成されてて抜くもの無かったので熊介や数多ノ刃ケアになるTurbo Switchを取っておく。
眼前構築フェイズ
対戦相手のエンデくんは弾奏氷瞑+花弁刃でクロックとって陽の音潜り詩舞で防御を固める構築。ちゃっかり果ての果て取ってきたのでケアしなきゃ……
数多ノ刃も取っているのでそちらにも注意。
花弁刃封印してTurbo Switch構えてたら勝ちっしょ、という気分で完全論破とTurbo Switchを入れて攻撃札とバクドラ壬蔓はらりゆき入れて構築完了。1巡目の弾奏花弁刃にTurbo Switch使うのも嫌なのでもじゅるーくるるーんを入れておく。
決闘フェイズ
予定通りもじゅるー貼って花弁刃をケアし、しゃがんだ返しに壬蔓はらりゆき。
しかし返しに3間合居合。痛い痛い!Turbo Switchで避けられないじゃん。そんなカードあったのか。
まぁでもリソースは余裕あるし2距離で牽制火炎流してエンド。詩舞潜り両構えでも1-3 2/1だから避けられない。
「設置、影菱。」は?聞いてないぞ?完全にテンポ取られた……
その後花弁刃をあえて対応せずにライフ受けし壬蔓完全論破で花弁刃にさよならバイバイ。
あとはTurbo Switch抱えて影菱ケアで3間合に居座って居合をオーラ受けし続けるだけだ!
2間合で殴って下がってエンドを繰り返し、牽制火炎流をオーラ受けさせた後離脱とTurbo Switchでオーラ5のままバクドラはらりゆきでリーサル。ちゃっかり最後に果て果てされた。
以上で大会は終了。3勝1敗でした。
壬蔓は最強でしたね。やりたいことたくさんできて大満足でした。大会後にフリプを2戦したのでそちらも軽めに書こうと思います。
フリプ1戦目
序盤に壬蔓ピックしたのに腐りました。なんでや。
そのかわり攻撃札がめちゃくちゃ強く、毒霧のある仕掛け番傘と残滓の絆毒の最強ポイントが高かったです。
獣爪獣爪流転爪。獣爪もどします!
壬蔓と底力に意識がいっていたのでしれっと取っていた毒霧アトラクト絆毒4/4でリーサル。久遠構える前に奇襲できたの偉かったですね
フリプ2戦目
序盤に雅打ち3枚取れて浮かれていたら切札がどれーんでびるしか取れなかった。えぇ……
しかし雅打ち3枚のアヘアヘ境地マンはあまりにも硬い!!
通常札9枚なので再構成も遅く、再構成ダメージが少ない。「なんか1枚余ったので撃ちますね。雅打ち!」は脳が溶けるかと思いました。
その後、Roaringと神霊ヲウカでアヘアヘ境地マンは即堕ちしました。境地なんてしてる場合じゃねえ!2/1となった雅打ちを連打し、隠していた決死乱打を誘導どれーんでびるからライフに叩いて勝ち。苦ノ外套と不完全浦波嵐を構えて安心してたらしい。
〜まとめ〜
やはり壬蔓は最強……!
ドラフト時のワイワイ盛り上がる感じも最高でした。楽しかった。
カードの準備の大変さや必要人数の多さから普段なかなかできないルールなので主催してくださった方々に感謝です。ありがとうございます。
大会後にもダイスゲームを全員でやったりしました。運命力の差を感じた……
交流祭では物語テーブルや大乱闘テーブルの中にO2D(オープン2ピックドラフト)というドラフトルールで遊べるテーブルがあったりするのでドラフトルールで遊んでみたい方はぜひそちらで遊んでみてください。
カードの取り方やカードプールに差はありますが楽しい体験ができると思います。