771のふるよに雑記

ふるよにの対戦レポートを書きます

天音杯(後)-対戦レポ

〜前編ザックリまとめ〜

4勝1敗でした!使うメガミいろいろ悩んだけど最終的に手に馴染んでいる忍傘爪に決めました!

 

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メガミを決めたところでいよいよ当日です。

天音杯はサイドイベントや祭札二〇一九&アクリル集中力の発売、新しい缶バッチガチャの設置などで多くの人が池袋サンシャインシティに集まりました。大会前は他の地方の方々と交流したり、祭札二〇一九についている設定資料集を読んでテンションを上げたり、TOKIAME先生の複製原画展をみて集中力を研ぎ澄ませたりと各々の過ごし方で本戦に備えます。

開会式では新拡張の発表と新メガミ、コルヌ(橇)の発表(ソリと読みます)、そして6/5に発売予定の「桜降る代の神語り」について作者の五十嵐月夜先生とBakafireさんのトークイベントがあり大盛り上がりでした。興奮冷めやらぬまま本戦会場へ!

大人数なためQRコードを使った普段とは少し異なるマッチング方法でした。

いざ、本戦スタート!!

 

〜1回戦、vsザキさん(古乗塵)〜

ネット大会陰陽杯で準優勝されていた強豪のお1人。塵を使っているイメージ。

こちらの忍傘爪は塵を○すことにはピカイチの性能を誇ります。しっかり仮想敵を踏めたとも言えるそこそこ良いマッチです。

塵は残すとして後1柱、古と乗のどちらを残すかですが塵をサポートに回して強力なビートダウンができる古塵を避けて乗塵を残します。

乗塵は研究の段階で使用した経験があるのである程度の長所と短所を把握できていると思いました。

返ってきたのは忍傘。……見せてやるぜ、壬蔓の力を!!

 

構築

切札: 壬蔓、はらりゆき、くるり

通常札: 鋼糸、影菱、斬撃乱舞、しこみばり/ふくみばり、ふりまわし/つきさし、かさまわし、ひきあし/もぐりこみ

 

壬蔓はらりゆきでライフを取りながら変身させてこちらのリソースの多さを活かして耐えつつケアできない設置+全力攻撃で叩く構築。

壬蔓はらりゆき構築にすることで相手の蝕みの塵を腐らせつつ、ひきあし/もぐりこみで刈取りを回避し塵の攻撃を徹底的にメタります。

しこみび/ねこだましはT.S.で回避される点やひきあし/もぐりこみとかさまわしを常に手札に構えたい点から不採用です。

乗塵はJ.B.による追加基本動作を使いながら静寂を叩くタイプの構築がかなり特徴的なのでJ.B.を使う暇を与えないように意識してプレイします。普通に変身される分には運要素を含めてこちらが有利です。

 

試合はまず相手の遺灰呪、St.C.の全力連打によりペースを握られてしまいます。が、こちらはかさまわしがあるため3オーラ剥がれても4オーラ回復できジリジリとリソースを貯めていきます。こちらがはらりゆきなどで相手のライフを削っていると相手はA.E.を絡めながら反撃。ダストがじわじわとできていきます。そして攻撃されたフレアで相手は変身!ついでに終末を置かれます。ラスト1枠終末は完全に読みが外れた!

とはいえJ.B.からの変身でない上にライフを削ってからの変身なので有利は揺るがないはず。リソース的に後ろに下がるタイプは勝てそうなので、前寄せで運ゲーから敗北する可能性をケアするために来タレ→殲滅のしゃがみを妨害する意図でダメージ無し設置影菱を当てる。

その後間合4に下がり静寂を誘うと相手は静寂。かさまわしを持っているのでくるりみ込みで受けきれることを確認しながら受け方を選択。あとは完全に詰めふるよに状態だったので負け筋をしっかりケアしながらはらりゆきでライフをいじめきって勝利。

中盤刈取り不採用をよんで、ひきあし/もぐりこみを伏せる選択が取れたのが個人的に良かったポイント。1戦目からハードすぎる。

 

〜2回戦、vsあかさきさん(古戦書)〜

1回戦を終え、友人達と雑談し感想なんかを話し合ってトイレから戻るとすでにマッチングが終わって卓移動していました。あっすいません。すぐ移動します!えっと対戦相手は……あかさきさん!?嘘だろぉ!?

シーズン1大規模優勝、シーズン2大規模ベスト4という恐ろしい成績を持っている人。何度も研究マッチをしたことがあり大変お世話になっている人でもある。多分古戦書握ってるんだろうなー詰んだなーと考えながら着席。

参加賞の集中力やポストカードがこのタイミングで配られ、その間に一旦冷静になります。(あれ?絡爪塵じゃないから古戦書大丈夫じゃね?)

3柱を渡されると予想通り古戦書。ここは戦書残し一択。戦書は判証軸は決まったタイミングで殴り○され、ビート軸は立論反論ケアをされば火力が乏しい受け手側のリテラシーが重要になる2柱です。幸い戦書をよく使っている人がいて、対戦経験が多かったためかなり自信がありました。どのタイプの構築に対してもクリンチが有効で、こちらの溜まったフレアから放たれる暴力性はピカイチなので多分有利。

返ってきたのは忍傘。決めるぜゆらりび!

 

構築

切札: 鳶影、ゆらりび、くるり

通常札: 鋼糸、影菱、誘導、ふりはらい/たぐりよせ、ふりまわし/つきさし、ひきあし/もぐりこみ、えんむすび

 

ゆらりび絶対当てる構築。鳶影→影菱で相手の煽動をケアしつつゆらりびをライフに通していきます。相手の構築はどの構築でも完全論破が入ることが予想できます。完全論破が無いと前に行かれてつきさしされてるだけで簡単に詰みます。完全論破される候補として1番の狙い目は、ふりはらい/たぐりよせです。これを封印しておくことで0間合を踏む手段が限られて楽になります。なのでこちらのプランとしては傘閉状態でえんむすび、くるりみ、もぐりこみでたぐりよせに頼らず0間合を踏めるようにしてゆらりびリーサルを狙います。

バレたく無いのでえんむすびは出来るだけ見せないようにしたいところ。

切札予想は神代枝、完全論破、森羅判証かな?といった感じ。

こちらが先攻でスタート、序盤は極力ライフダメージを与えずクリンチとリソースいじめを徹底します。後攻3tは相手が立論反論鋼糸あたりを揃えていることが予想されるのでこちらはそれをケアして早めの再構成。鋼糸2点よりは安い。反論引用でつきさしされるのはやばいので出来るだけつきさしを伏せて傘開→再構成つきさしを狙います。相手側の火力は低いため焦って無理をする必要はありません。

そんなこんなをしているうちに相手は完全論破、封印したのはふりはらいたぐりよせ!

ここまでくれば影菱とつきさしの差で圧倒的有利なのでダストを再び枯らして最後の切札を簡単に開けさせないよう動きます。設置影菱→トップ影菱で相手の煽動を叩き落とすことに成功したため相手の山札が1枚になったところでゆらりびを叩き込みに行きます。これが通って最後の結晶が発動。こちらのライフが多い状態で最後の結晶を失った森羅判証を使わせます。次のドローでつきさしが確定ドローであり、えんむすびの影響で回避が不可能なため森羅判証で回復したライフを即座に削り取り相手側からのリーサルを無くして勝利。

運も味方してくれましたが個人的には作戦通りに勝つことができて嬉しかったです

 

〜3回戦、vsおんしんさん(古扇乗)〜

ツイッターで大会結果等でよくお見かけする関西の方。ここは有名人しかいないのか?

マッチング表を見たところ卓番号が1番卓だったためすぐに見つかる。おー1番卓かぁ。そういえば3回戦から生放送されるんだっけ?あっ(察し)

放送卓には神奈川予選で盛大なプレイミスをしたの1戦とボコボコにされている1戦が放送卓で全国流れてしまったトラウマがあります。

せめてプレイミスだけはしないようにしなくちゃ……

(このマッチはニコニコ生放送で放送されているので気になる方はぜひそちらをご覧下さい。)

相手のメガミは古扇乗。対応力の高い古を相手にするとこちらは簡単にやられてしまうため古扇、古乗は残さない。となると選択肢は扇乗のみ。扇乗とは1週間ほど前の非公認大会で対戦しており、そこで敗北しています。その時に何が辛いかやどんな構築があるかをある程度聞くことができたためアドバイスを元に頑張ります。

返ってきたのは忍爪。この壬蔓を視聴者の網膜に刻みつけてやる!

 

構築

切札: 壬蔓、雷螺風神爪、風魔招来孔

通常札: 鋼糸、影菱、誘導、獣爪、風雷撃、風走り、呼び声

 

壬蔓+雷螺風神爪で相手のリソースをいじめ続けてテンポを取っていく構築。境地維持をさせないことで相手の火力と対応力を削ぎます。おそらく雅打ちを境地で構える余裕は無いため雅打ち回避ができる流転爪よりも風雷撃を優先。

ゲージを早めに4まで上げてから壬蔓雷螺風神爪を繰り返し、ついでに壬蔓でゲージを稼ぎます。

先攻を取ってしまったため1巡目はまともに攻撃を振りにいけない&設置も簡単に回避されてしまいます。辛い。

せめてもの抵抗として風走りで前に進むことで誘導ケアにリソースを使わせます。

再構成後、フレアが溜まったため壬蔓雷螺風神爪でオーラをいじめます。これで相手は誘導ケアは困難になります。Sh.C.をしっかり誘導で回避し圧をかけ続けます。フレアの払い忘れをするガバをやらかしましたが許してもらえました。ごめんなさい。

テンポを取っている最中、再構成でフレアが1になったところで使った壬蔓がO.B.で消されます。お上手か???なんで壬蔓対応されてしまうん?

フレアが足りなくなってしまったため見え見えの雅打ちに風雷撃をあえて差し出してライフ受け、溜まったフレアで雷螺風神爪を使って壬蔓を復活させます。

設置鋼糸→トップ鋼糸は犯罪って言われてるけど相手もトップ詩舞で避けてるから許してほしい。

テンポを取り続けた影響で相手はフレア不足になっており久遠ノ花が間に合いません。

壬蔓と風走りによりリソースぴったりで1/2,1/2,3/2でリーサル。最高に気持ちよかったです。

 

〜4回戦、vsアオギリさん(絡爪塵)〜

この時点でベスト16、激戦の連続で息つく暇もないまま4回戦へ。対戦相手は優勝ツイート等でよくお見かけする九州の方。たしか直前の交流祭で絡爪塵で優勝していたはず。

そう、絡爪塵なんです!†結論†3柱を持ち込んでいるんです!!

辛い&辛い。その強さはよーくわかってるんだ……。

相手の返してくる女神はほぼ間違いなく傘爪、なぜなら忍は見たら抜くから。

そうなるとこちらは傘爪で1番有利が取れる3柱を返さなければならない。絡爪は爪ミラーにおいて理不尽な性能で、爪塵は虚偽を構えながら風10を稼がれるとこちらが詰みます。ここは絡塵返ししかない!シーズン3で1番研究してきた組み合わせなのでリテラシーには自信があります。

 

構築

切札: くるりみ、はらりゆき、風魔招来孔

通常札: しこみばり/ふくみばり、しこみび/ねこだまし、ふりはらい/たぐりよせ、かさまわし、ひきあし/もぐりこみ、獣爪、風雷撃

 

はらりゆき構築。僕が1番やられたらきつい構築にしました。風ゲージを6にして風魔纏廻

を使用することで1コストになったはらりゆきを連打します。かさまわし持ちのユキヒ相手に変身するのは難しくおそらく変身型ではないだろうと予想。仮に変身型の場合あくせらーをいんだすとりあに埋めて変身されるとやばいので出来るだけライフを削ってから変身させたいところ。

相手は序盤いんだすとりあ封印無しでスタート。えれきてるだとめんどくさいので出来るだけ攻撃をしないようにして結晶回収をしていきます。相手のオーラが0のところにしこみびを振ったらどれーんでびるで受けられて返しにあくせらー遺灰呪から蝕みの塵でフレアとオーラを溶かされます。激痛ですがかさまわしのお陰で相手の変身をギリギリさせないラインで持ちこたえます。じわじわとダストを減らしていくと相手は変身のために自らのオーラを削って遺灰呪。耐えに耐えてようやく反撃の機会が回ってきます。爪相手にオーラ0、絶好のチャンス!くるりみとふりはらい、かさまわしを使用してゲージを無理やり上げて6、風魔招来孔から1/2,1/2!くるるーんにより獣爪を落とされてリーサルは回避されてしまいますが大丈夫。ライフ1の変身した塵は怖くありません。望我といんだすとりあを使うために1ターンの空白ができます。その間にリソース確保。

望我といんだすとりあの再起でどれーんでびるを誘発させながらあくせらー殲滅をされますがまだ余裕があります。

そして再構成から1コスはらりゆきとふりはらいにより焦燥を受けられなくして勝利。かさまわしくんありがとう。

 

〜5回戦、vsふぇりるさん(古忍傘)〜

ここでベスト8、多くの方に頑張ってと声をかけてもらいました。ありがとうございます。

対戦相手は岡山予選を勝ち抜いたふぇりるさん。何を握っているのかもどんなプレイヤーなのかも不明。ですがここまで勝ち残っているので間違いなく強いはず。

そして渡される古忍傘。うわまじか。傘は忍と爪の攻め筋を潰すことができる苦手な相手。

対古傘は防御を抜けずに決死で潰されることが、忍傘は壬蔓はらりゆきでミンチにされることが用意に想像でき残せません。

古忍を持てる最大火力で叩き潰すしかない!

返ってきたのは忍爪。さてどうするか……

 

構築

切札: 鳶影、雷螺風神爪、風魔招来孔

通常札: 鋼糸、影菱、誘導、分身の術、獣爪、風雷撃、呼び声

 

決死を踏ませずに○すことだけを意識した火力寄せの構築。分身の術でワンちゃん天狗道を間に合わせられるかなとか考えて入れたのは良くなかった。風走り入れてどうぞ。

1巡目に相手の攻撃が届かない間合で呼び声と分身の術でゲージを稼ぎます。しっかり分身鋼糸ケアされたの痛い。

再構成後、手札4枚の相手から飛んできた柄打ち乱打をライフオーラしたところ一閃鋼糸でお仕置きされます。両方引いてるんかい!

その後、月影の圧から鋼糸と壬蔓をライフ受けさせられてこちらのライフは1、1伏せの影菱は徹底的にケアされていて辛かったです。

とはいえ手札に風雷撃がありフレアがたまっため鋼糸1枚か影菱&獣爪の2枚を引いてくればリーサルの場面、引いたのは呼び声+分身の術。はぁ……君たちねぇ。ゲージも上げられないから雷螺風神爪2/2じゃん……ですが不完全浦波嵐を使わせないと次のターンの命が無いため鳶影影菱から風雷撃を振ります。影菱で見えたのは影菱。まってそれはまずい。まあでも不完全浦波嵐が無ければリーサルだから……あ、ありますよね。仕方なく離脱+風魔纏廻で鳶影戻してエンド。見えてる鳶影ケアしてもらって生きて帰れないかなぁと考えていると相手は斬撃乱舞でしゃがみ。生き残った!しかし鋼糸が底落ちしたことでリーサルまで1足りない。返しの一閃で敗北。自分の力量と運量が足りなかったこともありますが、それ以上に相手のケアやプレイングが上手かったです。対戦ありがとうございました。

 

 

〜まとめ〜

疲れたけどすんごい楽しかった。負けてしまったのは悔しかったけれども上位賞をもらった時は嬉しさでいっぱいでした。忍傘爪を持ってきて良かった。

優勝は刀扇戦を使用した舞茸さんでした。おめでとうございます。

その後の打ち上げや3次会、翌日のボードゲーム会までふるよにを満喫しつくした週末でした。

翌日のボードゲーム会での団体戦やアンリミテッド大会は次の記事で書こうと思います。

 

次の大規模交流祭は北海道を予定してるらしいです。次は優勝するぞ!!